当院の理念
当院は、ご自身の健康維持や疾病予防を考えられる方のためのクリニックです。
一般的な病院では、病気にかかってからの診療となりますが、当院はなるべく病気にならないためのアプローチを行うことが大きな特徴です。
日本の国民皆保険制度は、世界に誇れる素晴らしい制度です。どのような方でも少ない負担で、成果が確かであると厚生労働省に認められた医療が提供されています。
しかしながら、現状の健康保険制度では、その多くが病気にかかってからしか適用を受けることができません。また、ガイドラインに沿った画一的な治療しか受けられない、という特徴もあります。
医療には、もっとできることがあるはず。
これは私が大学病院で外科手術を執刀していたときから考えていたことです。日本ではまだ広まっていない医療が世界中には多くあります。すでに長い歴史を持つ医療であったり、先進的なものであったり様々です。日本の“保険医療”という範疇に留まらなければ数多くの選択肢があるのです。
これらの医療を、国内で悩まれている患者さんに用いたい。
また、病気が進行する前に、さらには病気にならない体をつくるために、世界中の医療を活用できればこの国の多くの方の健康寿命延伸に寄与することができるはずです。
そのような理念のもと、開院したのが当クリニックです。
海外の先進または伝統的な医療を用いるために、また予防や改善に重きを置く当院の診療は、全額皆様の自己負担となる「自費診療」となります。しかしながら多くの保険医療機関と異なり、予約制をとって1日の患者さん数に定員を設けていますから、ご利用される皆様にとってはゆったりとした空間と時間のなかでリラックスしながら医療を受けていただくことができます。
ご自身の健康のために日頃からなにか取り組みたいと考えている方はぜひお問い合わせください。
医師紹介
医師 古田一徳
私は、1986年に医師になって以来24年間、大学病院や地域の基幹病院で主に外科医として患者さんの治療にあたって参りました。専門は、肝臓胆嚢膵臓のがんで、それ以外のがんの執刀も行いました。がんの治療には手術だけではなく放射線や抗がん剤治療も行われますから、それらの医療についても当事者として関わってきました。このような経験を経て保険診療に精通しているという自負が生まれました。
多くの患者さんを診ることで、保険診療のメリットとデメリットについても詳しくなりました。大学病院で経験を積むうちに、保険診療に何かプラスすることでさらに効果が上げられるものがあるのではないかと考えるようにもなったのです。当時は外科医として執刀したり、研究論文を発表したり、後進の育成を進めるという役割もありましたが、そのことよりも、現状の医療の枠組みを超えた医療を活用することで患者さんのお役に立てるのでは、という思いが強くなったのです。
この国では、まだまだ知られていない医療がある。エビデンス重視の考え方のもとでは採用されない医療のなかに、患者さんによっては画期的な効果を発揮するものもある。予防医療の考え方では、医薬品のみならず、食事や栄養からのアプローチも大切である。
そのような考えが日毎に強くなったのです。そしてこの表参道の地に開院以来、その考えのまま一貫して医療を行ってきました。世界中の医療は日進月歩の勢いで発達しています。これらを自分なりに考え研究し皆様にご活用いただけるよう日々取り組んでおります。
経歴
1986年3月 | 北里大学医学部卒業 外科入局 |
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1987年4月 | 長野厚生連 北信総合病院 |
1989年4月 | 元 国立小児病院 外科 |
1992年4月 | 北里大学外科 助手 |
1995年4月 | 新潟中条中央病院 外科医長 |
1997年4月 | 前 国立大蔵病院 外科(現在 国立成育センター) |
1999年4月 | 北里大学医学部外科 診療講師 |
2001年7月 | ドイツ ベルリン フンボルト大学一般・移植外科(短期留学) |
2005年4月 | 北里大学医学部外科 専任講師 |
2005年4月 | 北里大学外科 肝胆膵主任 |
2010年4月 | 北里大学外科 准教授 |
2010年6月 | 北里大学外科 非常勤講師 |
2013年10月 | 東京都港区にメディカルブランチ表参道を開院 |
資格
- 日本外科学会 専門医
- 日本肝臓学会 肝臓専門医
- 日本肝胆膵外科学会 名誉指導医
- 日本癌治療学会 暫定教育医
- 日本医師会 認定産業医
- 日本再生医療学会 再生認定医
専門分野
- 肝臓、胆のう、胆管、すい臓疾患の手術成績の向上
- 肝胆膵がんの化学(抗がん剤)治療
- 内視鏡外科手術、肝移植など
院内の様子
受付
待合室
施術席
院内
メディカルブランチ表参道が選ばれる「3つの理由」
01 医療サービス
予防治療として、早期発見・早期治療を奨めています。
わたしたちは、がんや難病の治療もあきらめません。
1. 早期発見、早期治療
私は大学では肝臓、胆管、胆嚢、膵臓などの臓器を専門として、外科的治療、化学療法、肝移植などをおこなってまいりました。
それらの臓器の病気は、“がん“であっても初期には症状が出にくく、進行して初めて、症状が出現するため、発見時には、すでに他の臓器に転移していたり、また手術で摘出しても、高率に再発をおこしてきました。そのため、進行するその前の段階で発見することが必要になります。
クリニックでは、循環腫瘍細胞の検査であるCTC検査をお勧めし、がん予防を目指しています。
2. 予防医療
これからの時代に必要とされる予防医療にも力をいれております。
予防接種のほかに、病気にならない、病気になりにくい体をつくるため、オゾン療法、血液バイオフォトセラピー、グルタチオン点滴、高濃度ビタミンC点滴、NMN点滴、高濃度水素水点滴、フォスファチジルコリン点滴、リポ酸点滴等をおこなっております。
3. あきらめない“がん”や難病の治療
“がん“や難病の治療においては、現在の保険診療内での抗がん剤の治療、放射線治療には、その治療効果には限界があることが事実です。
その後の治療の選択がなくなることは、患者さまやそのご家族にとっては、無念で残念な気持ちになってしまいます。
その後も治療をうけたい、可能性にかけたいと希望される方へは、自費診療になりますが、治療法の選択を提示しております。
02 リラックス空間
表参道駅から徒歩2分の閑静な住宅街に位置しています。ゆとりをもったソファやベッドの配置はプライバシーに配慮するだけでなく、皆様に落ち着いてゆったりとした安らぎをご提供できると考えています。点滴の施術を受けながら、お休みになられるかたも少なくありません。
03 おもてなしの心
院長をはじめ看護師・スタッフ全員が、皆様をおもてなしできるように努めています。メディカルブランチ表参道で過ごされるひとときが、幸福に満ちたものでありますように。ご利用の皆様へのそのような願いのもと、医療に従事しています。スタッフ一同気配り、目配り、心配りを徹底して、心地のよい、空間づくりに注力しています。