プラセンタ注射

プラセンタ注射

プラセンタは赤ちゃんとお母さんをつなぐ胎盤から抽出された成分です。命を誕生させるために必要な栄養素が豊富で、たんぱく質・脂質・糖質といった三大栄養素に加え、酵素、ビタミン、ミネラル、アミノ酸が結合した活性ペプチドなどが含まれています。
プラセンタを体内に直接取り入れることで全身の細胞が活性化され、若返りの効果が期待できます。
プラセンタ注射は、子宮内膜症や肝炎の治療に使われていました。そこで注射を受けた方から「シミが薄くなった」「肌質が改善した」「疲れにくくなった」という声が多く上がり、それを踏まえて美容目的にも使われるようになったものです。

プラセンタ注射は、シミ・シワ・ニキビなどの肌状態改善、アトピー性皮膚炎やアレルギー体質の改善、肝炎の改善や肝機能強化、疲労回復、睡眠改善、うつ病にも効果があるとされ、肩関節、膝関節の機能改善や脊椎管狭窄症への効果も報告されています。

当クリニックでは注射の他、サプリメントの取り扱いも行っておりますので、定期的な通院が難しい方や、より効果を高めたい方はご相談ください。

こんなお悩みがある方におすすめしています

プラセンタ注射が適応される症状や病気

  • 疲れやすい・疲れがなかなか取れない
  • 息切れしやすい
  • 表情が乏しくなったと言われる
  • 気がつくとぼんやりしている
  • 食欲がなくなった
  • 少量の飲酒でも二日酔いになってしまう
  • イライラしやすい・つい怒ってしまう
  • いつも季節の変わり目に風邪を引く
  • 肌荒れ、シミ、そばかす、タルミが気になる
  • なかなか眠れない・寝つきが悪い
  • 熟睡できない・すぐ目覚めてしまう

プラセンタ療法の歴史

プラセンタは哺乳類の胎盤を指す言葉で、妊娠中の胎児を包む羊膜と子宮を結ぶ場所にある円盤状の臓器です。プラセンタは中国で始皇帝が不老不死の妙薬として用いたとも伝えられており、医療目的での使用は長い歴史を持っています。
現在行われているプラセンタ療法は、胎盤から抽出されたエキスの有効成分を注射や内服などによって体内に取り込む療法の総称です。
日本では、稗田憲太郎博士による胎盤組織を用いた治療法が1950年頃から普及しはじめ、その後、肝硬変の薬として1959年に厚生省の許可を受けています。肝機能障害を中心に60年近く使用されてきた歴史の長い注射薬です。
成分には必須アミノ酸、ビタミン、ミネラル、そしてさまざまな成長因子が存在します。こうした豊富な栄養成分による薬理作用は、細胞の活性化や免疫力の強化、炎症抑制、血行改善などが確認されています。

プラセンタ療法の流れ

初回のみ医師の診察を受けて頂きます。
治療可能と診断されると、患者様に合わせて注射療法が始まります。

投与時間

プラセンタ注射・・・・・・10分程度

投与量・周期

2~5アンプルを週1~2回の間隔で、皮下に注射します。