市販の野菜ジュースにはほとんど栄養素がないのご存知ですか?

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最近野菜ジュースの人気が高いですね。
今まさに、野菜ジュースを買って飲んでいる方もいると思います。

患者さんにビタミン、ミネラルをとるように指示すると、
「売っている野菜ジュースをたくさん飲んでいるから大丈夫」
といわれるときがあります。

そこで、
野菜ジュースに限らず一般に売られている果物・野菜ジュースは
絞る→不純物を除去→加熱殺菌などなど、
いろんな工程を経るので野菜・果物の主栄養素であるビタミン類・繊維質などは
ほとんど破壊・除去されてしまう
のをご存じでしょうか。


絞ったり、加熱などの刺激に弱いビタミン類はほぼ破壊され、
不純物の除去で繊維は除去されるのです。


だから、どれだけの栄養素があるかという広告でなく、
「どれだけの野菜を使用しているか」しか
アピールできない結果となっているのです。

自宅でジュースにする分にはいいでしょうね。

でも、全く取らないよりは、取ったほうがいいと思います。


生活防衛ハンドブックによると、
野菜ジュースでは、伊藤園から発売されている
“1日分の野菜“がいいのでは
と書かれていました。

これは野菜に含まれる硝酸塩が、
“1日分の野菜”は他の製品に比べて少ないからのようです。

硝酸塩は、通常摂取する程度では、
それ自体は特に人体に有害なものではありません。

しかし、ヒトの体内で還元され亜硝酸塩に変化すると、
メトヘモグロビン血症や発ガン性物質であるニトロソ化合物の生成に
関与するおそれがあるということが一部で指摘されています。

しかし、生体内における硝酸塩から亜硝酸塩への転換のメカニズムは複雑です。

食物に含まれる硝酸塩が転換されるばかりでなく、
生体内の他の窒素含有化合物(アンモニア、ヒドロキシアミンなど)が
酸化されて硝酸、亜硝酸塩が生成されることなどから、
食物由来の硝酸塩のうちどのくらいの量が亜硝酸塩に転換するのかは、
はっきりとしていないようです。