【正しいキズの治し方】第3回:なかなか治らない傷はどうしてなのか?

baikin
局所(傷の部分)にばい菌が入って感染を起こし、
感染の範囲が少しずつ広がって蜂窩織炎(比較的広い範囲に発赤や脹れ、痛み、熱感を起こし、 全身の発熱を伴う皮膚から皮下組織の感染症のことです)、敗血症(細菌自体あるいは細菌毒素が全身に回り、高熱や意識障害など重篤な全身状態となる重症感染症)を起こし体の調子を悪くしてしまうことがあります。

治りにくい傷は、いわゆるケロイドの発生原因にもなります。
目立つ傷あととして、残りやすいのです。
今の医学でも、けがでできた傷あと、手術でできた傷あとも、
完全に消してしまうことは無理
です。
しかし、正しい治療方法で傷を早く治すことができれば、
傷あとも残りにくくなります。

目立ちにくい傷あとは、だれもが望むことではないでしょうか。

また、早く傷が治れば、快適な日常生活に早く戻れますし、
治療にかかる費用や時間を節約することもできます。


大きく分けて傷の治療は、縫合(縫うこと)する場合と
縫合しないで処置(消毒)だけを続けていく場合の2つがあります。

小さくて浅い傷や広範囲でも浅い傷あるいはひどく汚れた傷などでは、
縫合の必要がなかったり、感染が起こることを心配してわざと縫合しません。